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NETIS(ネティス)とは

NETIS(New Technology Information System)

NETISとは、国土交通省が、新技術の活用のため、新技術に関わる情報の共有及び提供を目的として整備した、新技術情報提供システム(New Technology Information System:NETIS)のことです。NETISは、国土交通省のイントラネット及びインターネットで運用されています。

NETIS活用のメリット

NETISを活用すると以下のようなメリットがあります。

  • 施工時に新技術の活用を提案すると、工事成績評定での加点の対象となります。また活用した結果の効果が良好な場合には、さらに加点されます。
  • すでに請け負っている現場で使える自社開発技術があれば、施工者希望型として提案できます。
  • 工事成績評定だけでなく、総合評価方式の入札において、事後評価で有用と認められた新技術の活用等の提案を行った場合は、評価の対象になります(評価方法、配点等については提案した地方整備局等によって異なります)。

NETISを活用していくことで、様々な面でメリットを受けられることになるため、積極的に活用していくことが重要となります。(但し、各地方整備局によって加点の方法が異なります)

NETIS登録製品

新技術としてNETIS登録されている Bigvan al-Nil は、このたび活用効果評価結果が出されましたので事後評価を実施した技術として登録されました。 このため登録番号は、申請情報の「-A」から評価情報の「-V」になりました。

これは、Bigvan al-Nil の技術が国土交通省に認められた新技術であることの証です。

対応製品 登録番号 分類等
Bigvan al-Nil QS-080017-V 電子納品図面作成支援ツール
CALS関連技術 − その他
活用効果評価結果
総評 経済性、工程に優れた技術である。
所見
  • 電子納品対応の図面修正に関する人件費が削減できるため、経済性に優れる。
  • 電子納品の規準に則して、自動で図面のレイヤ振り分け、線種・線色を修正するため、工程が短縮される。
成立性 技術として成立している。
安定性 高い安定性を有す。

施工者が利用するメリット

  • 利点1
     総合評価落札方式においてNETISに登録された新技術の活用を提案した場合、加点の対象になります。
    (注)加点の方法は提案を行った地方整備局によって異なります。詳細は各地整にご確認ください。

      北陸地整の場合

      ( 参照資料:「公共工事の品質確保に関する法律」を踏まえた北陸地方整備局の入札・契約について 平成24年4月北陸地方整備局企画部技術管理課)
      適用工事:・簡易型 ・標準U型 ・標準T型(WTO以外)
    • 活用による効果が見込まれ、その効果が数値で記載されているなど提案の内容に具体性がある
      1. 推奨技術等(3点)
      2. NETIS登録「-V」技術(2点)
      3. NETIS登録「-A」技術(1点)
    • 活用による効果が見込まれる
      1. 推奨技術等(1点)
      2. NETIS登録「-V」技術(1点)
      3. NETIS登録「-A」技術((1点)
    • 当該施工県認定技術を活用し、効果が見込まれる(1点)(NETISに登録済みは除く)
    • 当該工事に合致していない(0点)
  • 利点2
     新技術の活用を提案(契約後提案、施工計画書、工事打合せ簿による活用提案)すれば下記のように工事成績評定に加点されます。 (必ず活用調査表は出してください。)
      事後評価が実施された技術活用の場合 最大1.6点
    • 「有用な新技術」の活用で活用効果調査表を提出 +1.6点
    • 「有用な新技術」以外の技術の活用で活用効果調査表の総合評価が120点以上 +1.6点

外部リンク