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Medical / Life Science System BV Clinical-CRB/臨床研究法対応(実施許可版)

ー臨床研究法下の研究に特化した「管理者による実施許可申請ワークフローシステム」ー

臨床研究法の対象で認定臨床研究審査委員会で承認された研究に対し、自機関における「管理者による実施許可申請から実施許可通知」までを電子化し、効率的な申請手続きや専門家による確認、自機関の研究者が参加している研究の管理が実現可能なパッケージシステムです。

BV Clinical-CRB/臨床研究法対応(実施許可版)のイメージ

システムのイメージ

システムの特長

(1)臨床研究法に特化した「実施許可申請から許可通知まで」の電子化を実現

認定臨床研究審査委員会の設置が無い機関様におススメです!
臨床研究法の対象で認定臨床研究審査委員会で承認された研究に対し、自機関における「管理者による実施許可申請から実施許可通知」までを電子化し、効率的な申請手続きや専門家による確認、自機関の研究者が参加している研究の管理が実現可能なパッケージシステムです。
数多くの臨床研究審査委員会様でご導入いただいている、弊社製CRBシステム(委員会審査対応版)から出力された申請データのインポートが可能!実施許可申請の省力化が図れます。

(2)真正性の確保

申請書類は修正の度に上書きされるのではなく「版管理」されていきます。
「いつ誰がアップしたか」を記録に残すことは、改ざん防止において大切なことです。

(3)安心のセキュリティ

システムへはIDとパスワードでログインします。
通信はネットバンキングなどで採用されているSSL暗号化で行います。
システムを設置する外部クラウドサーバーは、ISMAPクラウドサーバーリストに登録されているクラウドサービスを利用しています。
(弊社指定のクラウド事業者となります。他サーバーをご希望の場合は要相談)

システムの特長2

  • パッケージ製品の為、導入後すぐに実施許可申請システムとして運用開始できます
  • 法改正時の変更も保守メンテナンスで対応されます
  • 出張先でも 24時間 無人で受付、新規申請、計画変更、検索、閲覧などが可能
  • 申請に関する書類が一元管理されるので、ファイリング作業不要
  • 自動チェックにより入力ミスや書類不足を防止
  • 利用者の役割により入力権限・閲覧権限を設定
  • 研究課題の検索と進捗状況の確認が素早く可能
  • 定期報告日/研究終了日が近づくとアラートメールを自動発信
  • 各種統計資料の作成において元データにもなる状況一覧のExcel出力
  • Webブラウザ(Edge/ Safari)さえあれば利用可能

その他特徴

  • 新規申請(実施許可申請)※臨床研究法下の研究に特化
  • 申請書 自動チェック
  • 変更申請/定期報告/疾病等報告/中止・終了通知/重大な不適合報告/その他報告
  • 委員会審査対応CRBシステムの出力ファイル(申請・報告データ)インポート
  • 専門家確認フロー、実施許可審査フロー(それぞれスキップも可)
  • 質疑応答
  • 定期報告アラート/研究終了日アラートの自動発信
  • 研究課題の検索/状況一覧のエクスポート
  • jRCT登録情報の管理
  • 許可済み実施許可申請データのインポート(※オプション)

主な機能

新規申請(実施許可申請)※臨床研究法下の研究に特化

申請者は新規申請の画面から必要な基本情報の入力、計画書やCRB審査結果通知書などの必要書類のアップロードを行います。
入力項目、及び添付書類欄は、臨床研究法に特化したものが用意されています。

申請フォーム画面(申請者) 申請フォーム画面(申請者)
※新規申請の入力画面の例です

他機関からのCRBシステム出力ファイル(申請・報告データ)のインポート

※他の機関様でBV Clinical-CRBシステムをご利用いただいている場合、そちらでエクスポートされた「申請データ」を本システムにインポートして実施許可申請に利用する事ができます。
(例:代表機関(別の機関)からBV Clinical-CRBシステムで承認を受けた審査申請データを受け取り、本システムにインポートして自機関への実施許可申請を行う場合など。)

新規申請の準備画面(申請者) 新規申請の準備画面(申請者)

専門家の確認フロー、実施許可審査フロー

専門家による確認フローや実施許可審査フローにも対応しています。各担当によるコメントの投稿が行えます。(不要であればスキップも可能です)

専門家の確認フロー、実施許可審査フロー
専門家の確認フロー、実施許可審査フロー 専門家への確認依頼と意見投稿画面
※事前審査で表示される画面例です
専門家の確認フロー、実施許可審査フロー 審査担当への審査依頼と意見投稿画面
※事前審査で表示される画面例です

質疑応答

事務局から申請者に対して質疑応答 機能を利用して質問や修正指示が行えます。
申請書ごとに質疑応答タブが設けられますので、質問意見とそれに対するコメントや回答をお互いに投稿していきます。
メールとは異なり、申請者と事務局とのやりとりがすべてシステム内に記録として残ります。

質疑応答 事務局からの質問画面(質疑応答会議室)
※質疑応答画面の例です
質疑応答申請者の回答投稿画面
※質疑応答画面の例です
質疑応答申請者の回答が書き込まれた質疑応答会議室
※質疑応答画面の例です

定期報告アラート/研究終了日アラートの自動配信

研究課題の終了日や定期報告の期限が近づくと、研究責任医師へ アラートメールを自動配信することができます。
メールを開くと、対象のプロジェクトの画面が表示されますので定期報告または終了報告を実行します。
アラートメールのタイミング設定を工夫することでより効果が高まります。

定期報告アラート/研究終了日アラートの自動配信
定期報告アラート/研究終了日アラートの自動配信 各種アラートの設定画面(システム管理者)

研究課題の検索、申請書の検索

事務局ユーザーは、課題単位を対象とした「研究課題の検索」や申請単位を対象とした「申請書の検索」機能を利用して各種情報を抽出・閲覧することができます。
検索結果はExcel出力できますので、他資料など様々な用途に合わせてご利用いただけます。

研究課題の検索、申請書の検索 研究課題の検索(事務局)
研究課題の検索、申請書の検索 申請書の検索(事務局)

jRCT登録情報の管理

許可申請が承認されると、jRCTの「臨床研究実施計画・研究概要公開システム」の初回公表日と実施計画番号の入力を促すメッセージが表示されます。
jRCTの初回公表日を、定期報告の実施期日の起算日として、アラートメールの自動送信が行われます。

jRCT登録情報の管理